落とし穴に落ちる原因
- mintaoriginal
- 2021年5月29日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年6月10日
ホームページの作成や運用の落とし穴は 大小さまざまで いたるところ穴だらけです。そして 落とし穴に落ちてしまう理由もさまざまです。 とは言っても、極論してしまえば 落とし穴に落ちる原因は コスト計算が出来ていない。言い換えれば デジタルマーケティングの費用対効果を考えていないの一言に尽きます。

リアルのビジネスではコスト計算や費用対効果の計算が出来ていても ホームページなどのデジタルマーケティング業務になると、なぜか コスト計算が出来なくなってしまうのでは無いでしょうか?
確かにホームページの作成〜運用や SNSの活用で費用対効果を計算をしようとすると頭が痛くなってしまいます。大手企業でも B2CのECサイトの運用などを除けば デジタルマーケティング活動の費用対効果をきちんとビジネスプランに盛り込んでいるところはそう多く無いと思います。
なぜ デジタルマーケティングの費用対効果を考える時に悩んでしまうのでしょうか? ポイントは 二つだと思います。
効果がわからない:効果や価値がはっきりしない。
費用がわからない:運用コストを意識していない。

効果や価値がはっきりしない
ECサイトのように 効果が売上げに直結しているような場合をのぞけば、デジタルマーケティング活動の効果は わかりづらものです。
SEO対策をしてアクセス数が増えたとしても、その費用に見合った価値があるのかは微妙ですし サイトのリニューアルをしておしゃれなサイトに生まれ変わったとしても、どうやってビジネス上の効果として位置付けるのでしょうか?
サイトを訪問してくださったユーザーの数や おしゃれなサイトのデザインでユーザーの興味を惹くことは とても価値(=ベネフィット)のあることですが、直接的な収益(=プロフィット)にはつながりません。
プロフィット:金銭上で得られる利益
ベネフィット:金銭以外も含めたポジティブな利益
このように、デジタルマーケティング活動の多くは ベネフィット(金銭以外も含めたポジティブな利益)を生み出す活動なので、この価値を とりあえず金銭的な価値に置き換えて考えてみることが必要なのです。
運用コストを意識していない。
ホームページやSNSなどの運用は 思っている以上に手間のかかる作業です。 新規のコンテンツ作成や投稿だけではなく 既存コンテンツのメンテナンス作業も重要ですし、Googleアナリティクスなどのツールを使った効果測定と改善検討(PDCAサイクル)もおろそかにできません。
また 初期費用にも落とし穴が潜んでいます。
スモールビジネスの場合 ホームページの作成やリニューアルなど まとまった作業は外部のWeb制作会社に依頼するケースが多く 初期費用は まとまったコストとして意識できます。当然 Web制作会社はプロフェッショナル集団なので、夢見がちな機能要件や意味もなく凝ったデザインも予算次第でちゃんと実装してくれます。
そして 多くの場合 このようなオーバースペックなサイトでコンテンツを運用するために 見えづらい運用コストが増加します。
また、ホームページのちょっとした改善や改修が、社内の技術的なリソースでは出来なくなってしまい、再度 外部のWeb制作会社に発注しなければならなくなってしまいます。
ホームページやSNSなどのデジタルマーケティングツールは、お客様との接点として なくてはならないツールですが 無駄にお金や時間をかける必要はありません。
ご自分のビジネスにとって ちょうど良いスケールで 無理せず地道に継続できることが 一番重要なポイントです。
初稿:20201年5月28日 / 更新:2021年6月10日
Σχόλια